いつも応援をありがとうございます!手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。二つ前のブログ(先生が怖い!!)の続きの続き、先週金曜日の出来事を綴ります。(担任の先生が怖いシリーズ最終回です。)
午後からの授業に出席するためお昼休みに学校へ向かいました。5時間目は体育です。みんなの着替えは済んだかなぁという時間に教室の前まで着きました。すると、どうも直前に男子生徒同士で怪我人が出るハプニングがあったようで、担任の先生は不在でした。
「保健室にいます。」と皆さん教えてくださいましたが、どうもうちの娘のことどころではなさそうなので、体育の授業はみんなの後をゆっくりゆっくり追って体育館へ行って見学させました。
私は体育館の外で待機をしました。水飲み休憩の時に何人か体育館の外にやってきて、その度に私が挨拶をすると「あ、こんにちはー!」と爽やかに応えてくれます。一年生の時から知っている皆さんが、こんなに成長して立派に大きくなられて~、Tちゃんのお母さんは嬉しいです。
途中で担任の先生がやってきて、苦笑いされながら挨拶されました。その後、いつものド迫力ボイスで「1組の男子!!ちょっと外に来なさいっ!!」と呼び出しがありまして、私はそそくさと体育館の中へ移動しました。
同時に副校長先生も覗きにいらっしゃり、端っこで見学をしていた娘を手招きしました。みんなは連合運動会という区内の小学校の6年生が集い陸上競技を競い合うイベントに向けて練習をしていました。
体育館の後方に何人か児童が並んでいて、その中に副校長先生が娘を連れて加わりました。体育館の前方から何チームかに別れた生徒が一人ずつ後方にいる児童の元へ走ってきて、ジャンケンをして負けると前方に戻ってまたUターンして勝つまでジャンケンをし続け、早く終わったチームが勝ちというゲームでした。
それで途中で加わった娘を指差し、副校長先生が「こっちこっち!〇〇~!こっち来~い!!」なんて言いながら色んな生徒に娘とジャンケンをさせてくれました。あははは、とみんなと一緒に笑い声が出ます。意外と娘、ジャンケンが強かったようで、最後のチャレンジャーT君には5連勝もしました!!何回もUターンさせられるTくんも「マジか~」と苦笑いしながらトライします。みんなで大爆笑をして楽しい体育の授業になりました♪
副校長先生って、なんて素晴らしい先生なんでしょう!!こんなに機転を利かせてくださって、感謝感激です。お陰で二日ぶりにドキドキして出席したこの日一日がとても楽しい日になりました。
6時間目の音楽の授業では班毎の縦笛の発表会に参加もできて、英語のモジュール授業と終わりの会まで出席できました。帰り際、担任の先生にはやはり副校長先生から伺ったお話などを少し確認させてもらうのが良さそうだと思いました。次の週はしょっぱなから小児循環器の外来で心臓の超音波検査の予定があり、学校へ行く時間が予定よりも遅れるかもしれません。そのことも伝えておかないと、また週明けにギクシャクすることになってしまいます。。。
担任の先生は何でも娘の口から言って欲しいようなので、「勇気を出して先生に言いに行ってみたらどうかな?」と説得しましたが、「ええ~、無理~!!病院のこともあるし、お母さんが言って。お願いっ!!」と頼まれました。
先生はお忙しいのだろうと思いましたが、意を決してお声をかけさせてもらいました。
すると、まず娘を見て「ちょっとTちゃん、先生お母さんにお話があるから、ちょっと待っててね。」と言ってから、私に話してくださいました。「副校長先生から聞きました。なんかTちゃんが遅刻とか早退とか気にされているんですよね?クラスのみんなには昨日、Tちゃんが来月の終わりにカテーテル手術を受けること、入院することを話して、今は酸素ボンベの時間が限られていることと、風邪とかひいたら困るからという理由があって短時間しか来られないんだということをお話しました。でも私としてはTちゃんの気持ちはTちゃんの口から聞きたいので、もしTちゃんから言ってくれたら私からこのことをTちゃんにお話したいと思っています。Tちゃんに自分で伝えるようにお母さんも促してもらえるとありがたいです。
それと出席する時間については、これから毎週予定表を二枚用意しますので、一枚を出席したい時間に色を塗って出していただいて、そこにちゃんと来れたら出席とみなすという風にしていきたいと思います。」とここで娘の方を見て、「Tちゃん、来週の初めで良いからTちゃんの出たい時間割の所に色を塗って出してくれる?その時間に来たら出席にするからね。」娘「あ、はい。」ぺこぺこ。私も「ありがとうございます。」と感謝をしました。先生の生徒はうちの子だけじゃないのに、お忙しい中、本当に感謝しないといけませんね。
話を聞いてやっと先生のねらいもわかりました。“自分の考えや思っていること、気持ちを自分の口から先生に話せるようになって欲しい。ちゃんと人に伝えられるようになって欲しい。”ということだったのですね。
そう言えば一学期の面談でも似たようなことをおっしゃられていたような、通知表にも似たようなことが書かれていたような気がします。気持ちとか思いを娘から先生に伝えるって、なかなかハードルが高いなぁと思いました。私が小学6年生だった頃だって、思っていることがあってもそれを先生に言うなんて出来なかったです。しかし、具合が悪いとか、○○しても良いですか?なんて希望ならば、そろそろ自分で伝えられるようにならないといけません。そんな話を娘にしました。
担任の先生のことも怖い怖いとあまり悪く思わないようにしないといけないなと反省もしました。先生は先生で娘との壁がなくなるようにと工夫をしてくださっているようで、短時間しか来られない娘に先生とクラスのみなさんから毎日の連絡事項を書いてくださる”Tちゃん連絡ノート”というノートを作ってくださいました。先生の期待に応えられるよう娘も頑張らなくっちゃ。
そして今週、月曜日は午前中に小児循環器外来へ行き、午後は大好きな家庭科だったので、天気が悪い中ちょっと無理して行ってみました。私は廊下で待機させてもらっていましたが、休憩時間になった時に自ら家庭科の先生に「気持ちが悪いです。」と言い、保健室で休ませてもらいました。
心配してやってきてくれた担任の先生は、娘から先生に言えたことに満足されているようでした。そして娘を励ますような言葉を優しく穏やかな声でかけてくださいました。そして、「どうする?3階まで教室に戻るの大変だったら誰かに荷物を持ってきてもらう?」と尋ねられると、「・・・・・」ものすごく長~い間がありましたが、「持ってきてもらいたいです。」と目をウルウルさせて天井を見て答えました。帰る時にも担任の先生が来てくださり、挨拶をして帰りました。
そして今日は4時間しかない日だったため、久々に給食を食べて帰りました。これからは私は娘に頼られても、出来るだけ黒子に徹してお口チャックで、先生やクラスの皆さんと娘のやり取りを見守らせてもらおうと思っています。娘は頭の中に考えはあっても、それをアウトプットするのが苦手なようです。時間がかかります。しかし何でも経験です!時には一緒に台詞を考えてあげるから、経験を重ねて、がんばれがんばれ~!!今日も長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
“担任が怖い!!のつづきのつづき;副校長先生の機転と担任の先生のねらい” への1件の返信