普通級か特別支援級か迷ったら読んで欲しい長女の場合7:担任の先生の力

手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。長女(小5)は前のブログにも書きました来月予定している2泊3日の宿泊学習へみんなと行けることが決まり、毎日それを楽しみにはりきって学校へ通っています。

長女は先天性の心臓病(両大血管右室起始症DORV)と肺疾患(先天性嚢胞状腺腫様肺奇形CCAM)があり、発達はボーダーラインとかグレーゾーンといわれている程度の遅れがあり、ゆっくり成長してきました。小学校は就学相談を経て地域の学区で指定されている小学校の普通級へ入学しましたが、小学3年生までは本日のタイトルのように普通級か特別支援級か、どちらが娘にとって良いのか悩みました。しかし今は普通級のまま入学した小学校を卒業させたいと思っています。

2年生の頃、当時の副校長先生から「普通級にしても支援級にしても、どちらを選んでも担任によるところが大きいんですよ。」と言われたことがありました。その言葉の通り、頼りなかった長女でも4年生、5年生とそれぞれ担任の先生が良い先生で、とても成長しました。担任の先生の影響力は本当に大きいですね。

先週PTAの用事で学校へ寄った時、長女の担任の先生とばったり会って長女のことで声をかけていただきました。算数の個別指導の時間用に持参させていた算数のドリルを二学期から少し難しいものにしてみたのですが、それがやっぱり難しいようなので簡単なものにレベルを下げてみてはどうかという提案でした。実は前の日に娘からも先生がそう言ってたと聞いていたので、1学期に使っていたドリルと同じ内容の別のドリルをちょうど用意したところでした。

その話をすると、先生は「そうでしたかぁ!Tちゃんがお母さんにちゃんと話してくれたんですねぇ。1学期に比べると僕が話すことに対してすごく理解力が上がってきてるなぁって思います。算数に関してはスモールステップかもしれませんが、今のTちゃんに必要なのは”解ける!”っていう自信を持たせることだと思うので、ご理解いただければと思います。」と言ってくださいました。会うと必ず長女の良い所を教えてくださり、気になることに対しては必ずこうしてみてはどうかと提案をしてくださる良い先生です。

そして、先生の話を聞きながら、前にブログに書きました長女が大好きだった先生のことを思い出しました。あの時は小学校ではなくて習い事の教室で大好きな先生に出会い、勉強に対してやる気を出して成長したのですが、今の担任の先生も、きっとあの時の先生みたいに長女の良い部分を認めてくれて、やる気を引き出してくれる先生で、長女はきっと先生のことが好きなんだぁと思いました。

今日も帰ってきたらすぐに宿題に取り掛かりましたし、「明日は替えの靴下と足ふきタオルがいるからちょうだ~い。(お米の稲刈りをするそうです。)」とすぐに明日必要な持ち物を用意していました。先生の話も確かによく覚えていて、少し前までは板書されているものを連絡帳に書き写したものだけが頼りでしたが、今は聞いたことをちゃんと頭に残して帰ってきます。先生の話に興味を持って耳を傾けているのだなぁと思います。

今日は最後に長女が週1で通う国語教室で書いた作文を紹介します。春に担任の先生について書いたものです。

”先生の子どものころ”
給食の時、先生が自分の子どものころの写真を見せてくれました。
先生はその写真の中の一人をゆびさしました。
「キャリーパミュパミュだよ。」と言いました。
「えーうそだー。」
と、みんながびっくりして言いました。
私は本当かな・・・と少し思いました。
先生とキャリーは、同じ学校だったのかなと思いました。
今までは、女の先生だったけど、小学5年生になって、はじめて男の先生になりました。
その先生は、少し面白い先生と、思いました。

長女が毎日楽しそうに学校へ向かう理由がなんとなく伝わってくる作文でした。

国語教室の先生もこれまた良い先生で、理解力が少しずつ伸びてきたのはこの先生のお陰でもあるのです。また遡りますが4年生の時の担任の先生もとても良い先生でした。この二人の先生方についてはまた今度ブログに書きたいと思います。

主人は「良い先生になんて子どもの頃から出会ったことがない。」と言うのですが、子供に思いやりを持って接してくれたり、伸ばしてくれようと働きかけてくれたりする先生のことは生徒も好きになりますね。先生のことが好きか苦手か、子供が伸びるか伸びないかはそれに比例してるように思います。そう考えると、先生という職業は責任が大きいですね!今日も読んでいただきありがとうございました。

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