手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。夏休みに愛媛の実家へ帰省しています。
長女(小5)は両大血管右室起始症(DORV)という心臓病と、先天性嚢胞状腺腫様肺奇形(CCAM)という肺疾患を併せ持って生まれてきました。血中の酸素飽和度が健康な人がほぼ100%のところ、80%しかありません。そのため筋力が弱く、動きがゆっくりです。発達もゆっくり成長してきました。
夏休みに家族で出掛けると、長女のゆっくりなペースが目立ちます。我が家は割とせっかちな人間が多くて、家族はつい「早く早く~‼」と急かしてしまいます。
そんな時にいつも思い出すことがあります。三年生の時に先生から聞いた話です。長女がクラスで一番になった競争があったそうなのです。算数で速さの単元が出てきた時に、グラウンドを走って誰が一番最初から最後まで同じ速さで走れるかをみんなで競争したことがあったそうなのです。
最初だけ急いで途中で失速するお子さん達が多かった中、長女は最初から最後までとてもゆっくりだけど同じペースで走ったか歩いたかしたそうでした。
半分笑い話ですが、長女が一番だったねということになったんだそうです。長女はそのくらい、歩くのはもちろんのこと何をするにもとてもマイペースです。
今一番の気がかりは秋にある2泊3日の宿泊研修にそんなマイペースな長女が一人で私の付き添いなしで参加できるかどうかです。
歩くスピードはマイペースで仕方ないと思うのです。しかし、急いで準備をしたり急いで片付けたりという場面で急げないと、周りに迷惑をかけてしまいます。
ゆっくりならゆっくりなりに周りよりも早めに動き始めたり、せめて急ごうという姿勢を見せて欲しいのです。イマイチ危機感がないようで…困ります。
でも一年ぶりに実家に帰省してみて気づきました。私の父はせっかちで、母は結構マイペースです。長女のマイペースはひょっとしておばあちゃん似だったかも!?と少し思いました。
みんなそれぞれにペースってあるものですね。今日も読んでいただきありがとうございました。