担任の先生が怖い!!のつづき;副校長先生に救われる。

いつも応援をありがとうございます!手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。前のブログ(担任の先生が怖い!!)の続きです。先週はたったの4日しか登校日がありませんでしたが、一日目に登校し、二日目は行く間際になって頭痛で欠席しました。その翌日、三日目のお昼の出来事です。

5時間目から出席する予定で長女(小6)を自転車の後ろに乗せて、酸素ボンベを前かごに乗せて、学校へ向かいました。無事に到着して、酸素をつけていざ出陣!と門の所で長女を降ろそうとすると、突然「病院へ行きたいくらいお腹が痛い。。。」とポロポロ涙を流し始めました。

学校に電話をして、「せっかく学校まで来たのですが…」と事情を話すと、副校長先生がすぐに門の所まで駆けつけてきてくれました。暗い顔をした長女に最初は「せっかく来てくれたから、保健室で一度横になって休んでから、その後で教室へ行くか帰るか考えてみない?」と誘ってくれました。長女は少しの間、「んん~。」と悩みました。すると副校長先生が「今すぐお家に帰りたかったらそれでも良いよ。だけどせっかく来てくれたから、どうかな?」と再度聞いてくださり、長女は「やっぱり帰りたいです。」と答えました。優柔不断なようで実は意思がハッキリしているタイプなんです。

そこで少し補足として、「明日の5時間目に体育の授業があることを本人がすごく気にしていまして、実は昨日も5時間目に体育があったので午前中の時間を希望していたわけなんですが、、、明日もどの時間に出席させてもらうのが良いのかA先生にお昼休みのうちに相談してみようねぇ。なんて今家を出る時に娘に声をかけてきたんです。それがもしかしたらプレッシャーになっているかもしれません。遅刻して・・・、早退して・・・、というのも何か少し気が引けるみたいです。」という話をしました。すると副校長先生が「なるほど、なるほど~。」と言って、娘に優しく笑顔で穏やかな口調で話を始めてくれました。

「A先生(担任)、正直怖いよなぁ?あんな怖い先生ね、珍しいんだよ。でもね、それだけ思いが強い人なんだよ。本当は優しい人なんだと先生は思ってるんだよ。Tちゃん、一つ勉強な。困ってることをちゃんと自分で人に相談できるようになったらTちゃんも良いよなぁ?必要なことだよね?A先生はそれができるようになって欲しいっていう気持ちが強いから、あんなに怖いんだよ。まぁ、それにしても怖すぎるけどなぁ(笑)でもね、大丈夫。あんな怖い人は学校の外でもなかなかいないから、そんな先生に相談できるようになったら最強なんだよ!!困っていることがあれば、お母さんにも相談したら良いし、A先生にも相談すると良いよ。そしたら副校長先生も校長先生も他の先生達も一緒に考えるから、頑張ろうな。」と励ましてくれました。

さらに、「体育の授業のことはね、気にすることないんだよ。見学なんてしないで図書室で勉強するとか、職員室の後ろで勉強するとか、出来ることは色々あるんだよ。それにねぇ、遅刻とか早退とかTちゃんはサボってそうしてるわけじゃないんだから、一時間でも二時間でも来たら出席なんだよ!卒業まであと何か月?もうそんなにないぞぅ。副校長先生からA先生にもちゃんと話しておくから👍明日また学校に来てくれるのを待ってます。」

娘は副校長先生の話を聞いている間、こくんこくんと薄っすら反応をしながら、最後は私と一緒に「ありがとうございました!」とペコペコして、「さようなら~」と挨拶をして帰宅しました。私、担任の先生のことが怖いなんて副校長先生に一言も言ってないんですよ!!でも副校長先生は娘の気持ちを察してくれていました。私も娘の現状を一体誰にどのように相談すれば良いのだろう・・・とこの数日は頭の中がどんより曇り空になっていましたが、それが副校長先生のお陰でぱぁっと晴れて前向きになれました✨

ちなみに腹痛の原因は便秘だったようです。聞くと数日間、便が出ていなかったそうで、乳酸菌飲料を飲ませて、お腹を温めて横にして休ませると、夕方に出ました~(笑)腹痛に関しては一件落着です。

翌日、週の終わりの金曜日、長女を午後から出席させてもらいたいと連絡帳に書いてまた次女(小2)に持たせ、午前中は私はたまたまPTAの避難所運営備品の体験会のようなイベントがあって外出しました。長女は自宅で自習です。受付を済ませると、副校長先生がいらっしゃったので「昨日は本当にありがとうございました~!!」と声をかけさせてもらいました。

すると副校長先生も「あの後、Tちゃんはどうでしたか~?」と心配してくださっていましたが、「副校長先生のお陰で気持ちが楽になったようで、今日は午後から出席させてもらおうと思っています。」と答えると、先生も「それは良かった!帰ったら担任に伝えておきます。」と喜んでくださいました。

そして「昨日、担任のAとも話をしました。Aからも話があると思いますが、出席する時間割については毎週配られている予定表があると思いますので、事前に一週間分の出席したい時間を申告してもらって、その通りに出席できたらその日は出席とみなすという形を担任が希望しています。」とのことで、「それはとても助かります!!」と答えました。

それから「どうも近くにお母さんがいてくれないと、担任も不安が強いようなんです。今Tちゃんの対応ができるのはやっぱり担任のAしかいません。教室にいてもらえると安心すると思うんですが、どうでしょうか?」と話され、「実は私も娘が教室移動のことなどすごく不安がっているようなので、もう離れることを目指さず、廊下にいさせてもらいたいと思っていました。入院のことを考えると母子分離は出来るようにしておきたいので、教室ではなくて廊下で待機させてもらえると助かります。」と話すと、副校長先生も「イスは用意させますから!それでよろしくお願いします。」と同意してくださいました。

気がかりだったことが全てクリアになり、ホッとしました。

そして、午後、今度はちゃんと門の所で酸素をつけて、いざ出陣!できました♪遅刻して行くってやっぱり少し勇気がいるんですよ。付き添いの私は長女の隣りで小学生を疑似体験しているようなものです。ゆっくりゆっくり教室へ近づくと、一人クラスの女の子がとっても素敵な輝く笑顔で娘を見つけ、「Tちゃん!」と手を振りながら私にも「こんにちは~!!」と会釈をして声をかけてくれました。その瞬間、なんと嬉しかったことか!って隣りにいたTちゃんのお母さんはそう感じました。

・・・と、ここまでめちゃめちゃ長くなってしまいましたので、この続き、出席した体育の授業であった『副校長先生ありがとう~!!』なエピソードや、担任の先生とのやり取りなどは次のブログに綴ります。

もし今現在、担任の先生との関係などでお悩みがある方がいらっしゃいましたら、一度、副校長先生に相談されてみることをおススメします。どの学校の副校長先生もきっと担任の経験が豊富におありでしょうし、今までに沢山の児童を見てきています。また担任の先生にとっても相談しやすかったりアドバイスを受けやすかったりする上司が副校長先生かもしれません。先生も人間だから、悩んでいるのはお互いさまかもしれないと思えば、気が楽になります。今日も読んでいただきありがとうございました!