熱と咳と低酸素血症

このブログをご訪問くださりありがとうございます。手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。長女(小6)が金曜日の夕方からまた体調不良です。

いつもの国語教室へ連れて行くと、階段を昇るスピードがやけに遅いなぁと気になりました。1時間後に迎えに行き、先生と挨拶をして教室を出ると、階段を降りるスピードがまたやけに遅く、「体がビリビリする。」と言い始めました。

「ビリビリするってどういうこと!?」よく見ると手足に鳥肌が立っていたので「寒くて震えるということ?」と尋ねると、「いや全然寒くない。ただビリビリする。」と言うけれど、、、小刻みに震えているように見えるので、ビリビリ=震えるってことかしら?こりゃまた病院だなと急いで帰宅し、熱を計る間もなく受付終了間際の小児クリニックへ急ぎました。

病院で熱を計ると39.3度でした。平熱が低くて滅多に高熱を出さないのが長女だったのに、どういうわけかこのところ頻繁に高熱を出します。

前回クリニックを受診したのはGWに入院した時でした。あの日も朝から高熱が出て、休日でも診てもらえるこのクリニックへ駆け込み、吸入を2回してもらっても喘鳴がひどく、努力呼吸も見られたため喘息治療を受けているいつもの大学病院へ入院したのでした。

今回もあの時にお世話になった先生にまた診てもらいました。待合室で看護師さんが血中の酸素飽和度を測ってくれると、76%でした。長女の体調が良い時の数字は80%台なので、低すぎるというわけではないですが低いです。痰が絡んだようなひどい咳もしていたので、また喘息で気管支が狭くなっているのかな…。

診察に呼ばれて先生に診てもらうと、胸の音は喘息という感じではないとのことでした。「熱が高いと体の中の酸素を沢山必要とするので、今日はそのせいで血中の酸素量が減っているのかもしれません。喉が赤いので、風邪からきたお熱と診て良いかと思います。」と診断を受けました

喘息であれば吸入をすると一時的に血中の酸素飽和度が高くなりますが、この日は吸入をしてもらっても変わりなく、やっぱり先生がおっしゃるように喘息ではないんだということがわかりました。解熱剤と、去痰薬と気管支拡張剤を処方してもらい、翌日また受診することになりました。

普段は就寝時につけている酸素チューブを帰宅後すぐにつけました。時間も遅くなったのでお腹も空いていてカレーを食べたいと言いましたが、3口くらいでギブアップしてしまい、ガリガリ君アイスを食べさせると、それはゆっくり時間をかけて平らげました。

解熱剤を飲ませ、保冷剤を首に当てて寝かせると一時間もしないうちに熱が下がりました。夜中に解熱剤の効果が切れて熱が上がるようなら再度飲ませるようにと先生から指示されまたので、夜中も何度かおでこを触って確認しましたが、幸い熱が再度上がることはありませんでした。

翌朝の土曜日に約束通りに小児クリニックへ連れていくと、血中の酸素飽和度は78%でした。前の日よりも少~しだけ改善されていました。咳も少し治まってきたようですが、喉はまだ赤いようでした。

「今は夏風邪で熱を出すお子さんが多くて、スッキリするまでには時間がかかるかもしれませんが、このまま薬を続けて様子をみてみましょう。」ということになりました。

そんなわけで、週末は家でおとなしくしていましたが、痰が絡んだような咳だけが気になります。咳をする頻度はそれほどではないように思いますが、咳の出し方が派手に聞こえます。

思い返してみると花粉症の時期からずーっと痰が絡んだような咳をしています。今年はなんだか例年よりもしつこいです。また喘息発作や肺炎を誘発しないようにと願うばかりです。皆さまも梅雨の季節、体調には気をつけてくださいね。今日も読んでいただきありがとうございました。