薬を飲んでも続く咳と鼻水は副鼻腔炎

手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。この秋はお天気が悪いですね。台風の被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。

今日は長女(小5)の最近の体調についての話題です。ここ一ヶ月ほど学校を休むほどではない咳と鼻水が続いていました。心臓の薬と喘息の薬に加えて気管支拡張剤と痰きりのお薬を飲み続けていたのに、ゆっくり体調が下り坂になっていきました。先週の終わりにあった3ヶ月に一度の心臓外来では血液検査の結果によると炎症の値も全く問題ありませんでした。しかし喘息の発作が出ていると診断され、病院でも自宅でも吸入しました。それでも一向に良くなる気配がありませんでした。熱はなく、喘息の発作は軽そうでした。よくよく長女の様子を観察してみると、咳よりも鼻づまりが苦しそうでした。

長女は両大血管右室起始症(DORV)という心疾患と先天性嚢胞状腺腫様肺奇形(CCAM)という肺疾患を併せ持って生まれてきました。正常な肺は右だけで、血中の酸素飽和度は調子の良い時でも健康な人の8割程度しかありません。生まれてすぐに2/3を切除した左肺は炎症を起こしやすく、風邪を悪化させて肺炎になることも度々あります。そういう時は呼吸が浅く小刻みに息をするような感じになるのですが、まだそこまで悪化していませんでした。しかしちょっと気になる感じがありました。

気管支拡張剤と痰きりと吸入は毎年毎年、寒い季節に長女が体調を崩すと処方されるお馴染みのお薬三兄弟です。でもこんなにしつこく治らないものだったかな?何か忘れているような気がして娘のお薬手帳をペラペラと昨年のページへめくっていくと、昨年の冬は風邪の症状が出る度に抗生剤をもらっていたことに気付きました!

心臓の主治医のいる大学病院は隣の県にあり、いつも喘息の治療や体調を崩した時にかかっているのは違う大学病院です。週明けに学校を欠席してそっちの大学病院を受診しました。いつも体調を悪化させた時に頼りになる喘息の先生は予約でいっぱいでしたが、待って待って診てもらえました。喘息の発作はやはり大したことはないと診断されましたが、鼻づまりは副鼻腔炎かもしれないとのことで、ねらい通り、抗生剤を2週間分も処方してくれました。2週間しっかり飲みきったらきっと良くなるでしょうとのことで安心しました。

この先生は長女が悪化するとどうなるかをお医者さんの中では一番よく知ってくれています。たっぷり抗生剤を処方してくれたのはさすが~!と思いました。これで長女の体調も上向きになりそうです。

先生は長女の症状がどんなものか説明する私の話にいつもよく耳を傾けてくれます。長女にも聞いてくれますが、いい加減なことを言っているとすぐにバレるんです。長女がまだ症状を正しく伝えられないので、自宅でも長女の言葉をそのまま鵜呑みするのではなくて、様子をよく観察するようにアドバイスしてくれます。

それにしても冬は毎年やってきて、毎年その度に体調を崩すのに、暖かい季節に元気になるとすぐに冬のことを忘れてしまいます。長女の体調の傾向は私が一番よく知っているはずなのに、長く続く咳と鼻水にあまり疑問を持たずに処方された薬をただ飲ませるだけで・・・治りもせず、間抜けですね。もっと早く喘息の先生のところへ連れて行ってあげれば良かったと反省しました。

今回、喘息の先生には日頃から薬がしっかりと効いているかどうかも観察してみるようにアドバイスされました。喘息の発作だと思っていても、喘息の薬の効果がないならばそれは喘息じゃないと思いましょうと教えていただきました。メモメモ。次から何でもかんでも喘息かも?と思わないように気を付けます!また少しの鼻水でも抗生剤を使わないとうちの長女はよくならないということをちゃんと覚えておきます。そして早く治してインフルエンザのワクチンを打たなくては~!!風邪の症状が続いていたので近所のクリニックでまだ打ってもらっていないのでした。。。皆さんも体調には気を付けてくださいね。

今日も読んでいただきありがとうございました。