胃腸炎は突然に。。。

このブログへご訪問くださりありがとうございます。手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。先週はとても忙しい一週間でした。月曜日から土曜日まで小学校や幼稚園の用事が交互にあり、後半から妙に体がゾクゾクするなぁと思っていたら、日曜日の朝一番に、キターーーーーーーーー!

私のお腹が急にキリキリ痛くなり、トイレへ駆け込むとひどい下痢でした。何とか腹痛の波が遠のいたかと思ったら、今度は突然ウッとまたまたトイレに駆け込み、胃液を嘔吐。一時間のうちに下痢と嘔吐が三回続き、自宅にあった”酔ってからでも間に合う”というキャッチフレーズの書かれた酔い止めを飲んでその場をしのぎました。

実はこの日曜日、長女(小5)の合唱団が参加する発表会がある日でした。私も同行して会場では引率する係になっていました。一生懸命考えましたが、電車で片道90分+発表会を酔い止めの薬だけで耐えられる自信はありませんでした。

代わりにパパに行ってもらえないか相談しましたが、この日は次女と三女と英語教室が主催する英語劇を観に行く予定にしていました。それはそれで子ども達と約束していたし、パパはパパでそれを楽しみにしていたので、残念ながら長女の方へ行ってくれる気にはなってくれませんでした。

集合時間まで3時間弱でしたが、急いで学年の代表をしてくださっているお母さんへ事情を連絡しました。引率の係は代わりにしていただけるとのことで安心しました。そして長女ですが、せっかく前の日にも朝と午後と練習に参加して頑張ってきたのですが、小学校の遠足でも私が付き添いで行くくらい長女の歩くペースがゆっくりなので、合唱団の発表会にも私の同行なしで参加したことは一度もありません。ご迷惑をおかけしてしまいそうなので、辞退させてもらいました。

長女は先天性の心疾患(両大血管右室起始症 DORV)と肺疾患(先天性嚢胞状腺腫様肺奇形 CCAM)を併せ持って生まれてきました。血中の酸素飽和度が安静時で健康な人の8割程度しかありません。筋力が弱く、疲れやすく、歩くスピードもゆっくりになります。周りが平地を歩いているところ、長女だけが高山の上を歩いたり走ったりしているようなものだと主治医には言われています。

この日の会場は私たちの住むエリアからとても遠くて電車の乗り換えもあります。学年ごとに最寄り駅に集合して団体で移動しますが、長女の場合はいつも私が同行して手を引っぱるようにして足を進ませ、みんなから大幅に遅れないようにしています。お母さんやお父さんの同行なしで参加されているお子さんも何人かいますが、長女にそれが出来るでしょうか。本人に「自分ではどう思う?行けると思う?大変じゃない?」と確認すると、少し考えて「やっぱ難しいね!うん、今日は仕方ない。やめとく。」と返事しました。

長女が諦めて普段着でダラダラ過ごしているところ、代表のお母さんから「考えたけど、時間に余裕あるし、一緒に行くお母さんたち沢山いるし、Tちゃんが行きたかったら一緒にどうかな?」とメールをいただきました。集合時間まで残り一時間!長女に確認すると、ぱあっと表情が明るくなり「行ってみる!急いで着替える!!」と大急ぎで発表会スタイルに着替えて参加させてもらうことになりました。お昼のおにぎり&おやつとパスモにチャージをギリギリでパパに任せ、集合場所に連れて行ってもらいました。

代表のお母さんのお心遣いに本当に感謝です。他のお母さん方も長女のことを気にかけて見てくださって、とても親切にしてくださったそうです。周りのお母さん方に大感謝です!!

長女にはキッズケータイを持たせていたので、途中で何回もメールが届きました。「今〇〇から電車に乗っているよ 行ってきます」「ありがとう。私もがんばるね!大好きだよ!」「ついたよ、がんばるね!」「ついてお昼ご飯を今から食べるね」「もうすぐほんばん」「だいじょうぶ」「今みんな電車に乗ってるよ。ありがとう。」

私も病院へ行き、処方された薬を飲んで少し症状が落ち着いてきた頃、夕方、長女が無事に皆さんと一緒に最寄り駅へ戻ってきました。持たせていたお小遣いでお菓子を買って帰っておいでと伝えると、自分のと妹達のと同じお菓子を3つ買って帰ってきました。

自宅に帰って興奮気味に色々話してくれましたが、私はグッタリ寝室で横になり、ろくに聞いてあげることが出来ませんでした。パパも次女と三女と英語劇を観に行ってなかなか帰って来ませんでした。長女が一人リビングで何かしている気配がありましたが、暗くなった頃、「冷蔵庫を見たらリンゴがあったから切ってみた。」と、私の枕元へリンゴを持ってきてくれました。口にしたら、なんと美味しいことでしょう!!朝から薬と経口補水液しか口に出来なかったのですが、長女が切ってくれたリンゴが甘くてとても美味しかったです。

「私、お母さんがいなくてもみんなと行けたよ!えらかった?」と聞く長女に、「もの凄く偉かったよ~!!!それにリンゴもありがとう。よく気がついたね。」と沢山褒めました。

日曜の朝から丸二日間ほとんど横になって過ごしていましたら、次女(小1)も気遣ってくれて、あれこれ思いついては協力してくれました。三女(年中)だけはいつにも増して甘ったれでパパに怒られてばかりでしたけど、子供たちの成長を感じた二日間でした。

私の胃腸炎の原因は金曜日に牡蠣を食べたのが怪しいようです。子供達にはバターソテーしてよ~く加熱して食べさせましたが、生食用と書いてあったので実は私だけ一粒生で食べちゃってました。お医者さんが言うには、それがウイルスを持ってたかもしれませんねぇって。そして三女の通う幼稚園でも胃腸炎が大流行しているので、そこも怪しいかもしれないと。しかし三女は元気です。とにもかくにも子ども達が胃腸炎でなくて良かったです。皆さまも流行りの季節は用心してお過ごしください。今日も読んでいただきありがとうございました。