火の用心♪初めての年末パトロール体験

このブログへご訪問くださりありがとうございます。手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。師走ですね。今日は三姉妹と初めて地域の年末パトロールへ参加してきました。

いつも長女(小5)が小学校の帰り道に「荷物が重たいから迎えに来てぇ・・・。」と電話をかけている公衆電話の目の前にある地区会館に、夜7時前に集合でした。

長女は寒いとすぐに体調を崩す傾向があります。次女(小1)と三女(年中)は普段暑がりですが、さすがに夜は寒そうなので、6時頃から全員に防寒させて出発する支度をしました。三人ともジャケットの中にベストを着せて、マフラーと手袋をさせました。ブーツや帽子、長女には更にダウンのケープを羽織らせました。次女と三女はいつも暑がって身につけていなかった小物類を久々に手にして喜びました。全て長女のお下がりなんですが、喜んでもらえて良かった。

防寒してテンションが上がった下の二人は、暗くなった外に出て、更に興奮しました。空を見上げて「あ!飛行機だー!」「お月様が見えるー!」「夜のお出かけって最高だねぇ~!」スキップしたり駆けだしたりしますが、長女は早く歩けません。私と一緒にいる時は手を繋いで私が引っ張るようにして歩きます。妹達には「ストーップ!」と何回言ったことでしょうか。。。

集合場所へ着くと誰もいなくて日にちを間違えたかと焦りましたが、一番乗りで着いただけでした。「寒いから中へ入って座って待っててくださ~い。」とお世話になる地域の方に声をかけてもらいホッとしました。行きに元気いっぱいだった下の二人は急に大人しくなり、「外で待ってようよ~。中に入りたくな~い。」と引っ込み思案になってしまいました。でも外は寒いのでもちろん中で待たせてもらいました。

お友達や同級生も集まってきて、いよいよ7時にパトロールへ出発しました!落ち着いた様子でじっと待っていた長女が何かを目指して動きました。スターウォーズのライトセーバーのような青いライトを一番乗りで借りてきました。それを見た下二人が欲しがるとライトを二人に託して今度は懐中電灯を借りてきてくれました。パトロールの最中に三人はそれらを交代で手に持ちパトロールの気分を存分に味わいました。

長女は先天性の心臓病(両大血管右室起始症 DORV)と肺疾患(先天性嚢胞状腺腫様肺奇形 CCAM)があり、血中の酸素飽和度が安静時で健康な人の8割程度しかありません。筋力が弱く疲れやすいので、周りに合わせて早く歩くことができません。パトロールでは私たちは自然と集団の一番後ろになりました。坂道もあり、長女は私に手を引っぱられながら一定のペースで歩けました。

年末のパトロールと言えば、「火の~用心♪カン♪カン♪」と拍子木を打ちますが、それもみんなで交代でさせてもらいました。三人の中でも特に次女がその拍子木を打つのを気に入り、またまた大興奮しました。長女は拍子木よりも掛け声を出す方が気に入ったようで、お腹から声を出してはクスクス笑っていました。三女も拍子木を打ったり、ライトセーバーのようなライトを持ったり、懐中電灯を持ったり、楽しく参加できました。

30分ほど歩いて地区会館へ戻ると、子供達はお菓子のお土産を、付き添いの私は清酒をお土産にいただきました。やったー!楽しかった上にお土産までもらって次女と三女はテンションマックスで行きと同じようにスキップしたり走ったりしながら帰路につきました。防寒でつけていたマフラーと手袋は外し、ジャケットも脱いで帰宅しました。汗をかいていてびっくりでした。長女はその逆で、「寒い~・・・」と言うので、次女が脱いだジャケットを羽織って帰りました。

寒くて疲れましたが、三姉妹みんなで笑いながら参加できてとても楽しかったです!皆さまもどうか”火の用心”に気を付けて良いお年をお迎えくださいませ。今日も読んでいただきありがとうございました。