育児で大切にしていることは”挨拶”

手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。毎朝、三女を幼稚園へ自転車で送っていくのですが、いつも幼稚園の周辺ですれ違うお母さん達と「おはようございまーす♪行ってらっしゃ~い♪」とお互いにあいさつを交わすことから一日が始まります。当たり前のことかもしれないけれど、挨拶って気持ちの良いものですね!言葉を交わしながらお母さん達の笑顔にも毎朝元気づけられています。

我が家では三姉妹の育児でも挨拶を大切にしています。家族間でも「親しき仲にも礼儀ありだよ~」と言って、朝昼晩の挨拶と「ありがとう」と「ごめんなさい」はみんなで素直に口に出して言うようにしています。特に長女は体の障害もあるので、学校生活でも周りの同級生に助けられる場面が沢山あり、「ありがとう」を伝えることを大切にしています。

一年生の時の最初の公開授業日でみかけた光景では、椅子を持って教室を移動する場面があり、娘は力が弱くて時間がかかるのですが、それを見た一人の男の子が「手伝おうか?」と声をかけてくれていました。娘は「大丈夫、ありがとう!」と答えて自分でゆっくり運んでいました。大丈夫でも声をかけてもらって、気にかけてくれる人が近くにいるんだと知れば頑張ろうという気持ちが湧いてくるのだと思います。見ていて私が嬉しい気持ちになりました。娘も「ありがとう」が言えて良かったと思います。後日、その男の子のお母さんとお話をする機会があったので、その時のことをお話しました。

私が挨拶と一緒に心がけていることがあります。それは長女が幼稚園の時にお友達のお母さんから学んだことなのですが、そのお母さんが「娘が泣いていた時にTちゃん(我が家の長女)がこんな言葉をかけてくれてとても嬉しかったって話してたの。Tちゃんて優しいね。」と教えてくれて、娘の思いがけない姿を知り、とてもほっこりした気分になったことがありました。それ以来、私も子供達が親切にしてもらったことを目撃したり聞いたりした時には機会があればお子さん本人にも声をかけますし、お母さん方にも伝えるようにしています。

他にも長女がよく同級生に助けてもらっているのは運動会や発表会の立ち位置です。空間認知の能力が非常に弱く、立ち位置を覚えるのがとても苦手です。毎回私もそれが心配で心配で仕方がないのですが、いつも本番を見ていると必ず近くの同級生が「ここ!ここ!」と代わる代わる指をさして教えてくれたり、肩にそっと手をかけたり手を引いたりして素早く誘導してくれます。見ていて本当にありがたくて、毎回、胸が熱くなります。

娘も私も周りに親切にしてもらっていることに甘えず、これからも感謝の気持ちを大切に、場面場面で言葉に出して「ありがとう」を伝えるようにしたいと思っています。今日も読んでいただきありがとうございました。