宿泊学習;迎えに行った裏話

手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。長女(小5)は先週の宿泊学習を途中でリタイアするという結果になり、その後は三連休を家でおとなしくして過ごしました。そして気持ちを新たに!昨日からまた学校でした。今日は前のブログの裏であったエピソードを書きたいと思います。

皆さんのご家庭ではお子さんの病気や学校のことに関して夫婦の意見は同じですか?我が家の夫は子煩悩ではなくて子供に無関心気味なパパなのですが、病気や学校関連のことについても物わかりの良い方ではありません。今回の宿泊学習に関しても「別に行かなくても良いんじゃないの?」というのが主人の意見で、それ以上は「好きにすれば?」という感じでした。

そんな調子なので、遠い宿泊施設まで急に迎えに行かなくてはとなった時は若干抵抗しました。担任の先生から連絡があったのは昼間でしたが、主人も仕事が忙しかったようでなかなか捕まらず、やっと連絡がとれて帰宅の途についてくれたのは夕方遅い時間でした。ただ長女も向こうで病院へ連れて行ってもらってその結果と共に宿泊施設へ戻ってきたのが夕方だったようなので、時間については問題ありませんでした。しかし主人が帰り際に同僚から「具合が悪くなった子を夜中に車に乗せて余計に具合悪くなりません?大丈夫ですか?」なんて声をかけられたそうで・・・、ピュアな(笑)主人はそうかもしれないと言い始めたのです。

主人が自宅へ帰ってくるまでにあーだこーだ私に先生に電話してよく確認しろと言うので、自分で確認するよう担任の先生に電話をかけさせてみました。すると先生は物凄く気を遣われて遠回しな表現をされたそうで、はっきり言われないと理解できない主人には迎えに行かなくても良いんじゃないの?くらいに感じてしまったようで、「妻とよく話し合ってみます。」なんて言って電話を切ったそうです。

私としては長女が体調を崩したかどうかはさておき、向こうでの活動中に血中の酸素飽和度が下がって、それも60%台で歩けなくなったと聞いたら、二日目も同じような状況になる可能性が高いですし、看護師さんと先生の話から本人も気が弱くなっている様子が伝わってきました。これ以上は先生方にも迷惑をかけてしまうので、迎えに行くのがベストだと思いました。しかしそれが主人になかなか伝わらなくてヤキモキしていると、最終的に校長先生から「今は喘息の一歩手前で大事には至らなかったんですが、お医者さまが自宅で休むのが良いと言っています。話し合うなんて言っていたらどんどん時間も遅くなりますので、とにかく迎えに来てください。」とお達しがあり、納得がいかない風の主人も「自分の娘だから仕方ない。」とその後すぐに車を出発させてくれました。

かっ飛ばしてくれたお陰で思っていた時刻よりも早く向こうに到着し、実際に担任の先生と校長先生を前にすると主人もご迷惑をおかけしたと平謝りしてくれました。また長女には「よく頑張ったな」と一言言って体を気遣ってくれたので、長女も安心したようでした。主人は普段、病気や発達に関して子供達に厳しいところがあるのですが、今回は落ち込んだ長女を励ましてくれたから良かったです。

長女が自宅へ戻った翌日、みんなも夕方無事に学校へ戻って宿泊学習が終了しました。一斉連絡メールによると、帰りのバスは渋滞に巻き込まれて到着が随分遅くなり、雨までザーザー降り始めてお迎えの保護者のみなさんも大変だったようです。

担任の先生からは学校へ到着後ご丁寧に長女の様子を心配するお電話をいただきました。校長先生もとても気にかけてくださっていて、連休最後の体育の日に三女(年中)の幼稚園の運動会が小学校のグラウンドであったのですが、わざわざその際に声をかけてくださり、宿泊学習での長女の様子を詳しく聞かせてもらいました。

一日目は咳が出て夜は眠れないかもと言っていたけれど眠れたこと、二日目にみんなが登山へ行っている間に登山へ行かなかったお友達二人と先生と少しハイキングをしたら歩くスピードがかなり落ちて顔色が悪くなり元気がなくなったこと、しかし休むと顔色が戻ってまた動けるようになったこと、その繰り返しだったこと、キャンプファイヤーでは始まりの挨拶は頑張って、残りはガラス越しに参加したことなどを伺いました。長女は「楽しかったけど・・・全然覚えてない!」と言います。緊張していたのか苦しかったのか余裕がなかったのか記憶力がないだけなのか・・・。しかし「行けて良かった。」と言います。「頑張ったんだけど、途中で本当に歩けなくなった。みんなはどんどん歩いて行くんだけど私は歩けなかった。きっと普通の人だったら大したことない坂道なんだと思うけど、私にはキツかった。それだけは覚えてる。看護師さんがピッピピッピ測ってくれたらこれはマズイって言ってたよ。」だそうです。

長女は先天性の心臓病(両大血管右室起始症DORV)と肺疾患(先天性嚢胞状腺腫様肺奇形)のため血中の酸素飽和度が安静時で80%前後、歩いたり動いたりすると下がり、特に階段を昇るとか坂道を上るのが普段からキツそうでした。家族といる時はひたすら休み休みゆっくり動いて対処するのですが、学校の集団行動ではそれが難しいのだということを、私が甘く判断して送り出してしまったなぁと深く反省しました。いつもの学校生活でもきっと頑張ってるんでしょうね。改めて長女の持つ障害がどういうものなのかを知りました。長女も自覚したことと思います。

主人は私に今回のことで「迎えに行くなんてやりすぎじゃないの?子離れできてないだけじゃないの?」なんて発言をしますが、それについては次女(小1)が「いやいや、そうじゃないでしょ。具合が悪くなったんだからそりゃ迎えに行くしかないでしょ。間違ってないよ。」と私にぼやいてくれました。次女と三女もあの日は予定があったのをキャンセルして泣きながら同居する義母と留守番をしてくれたのでした。

大事に至らなかったから言えるのですが、準備段階も含めて長女を宿泊学習へチャレンジさせてみて良かったです。本当はリタイアするかもしれないことも心のどこかでは薄々感じていて、夢を見ていたような気もします。冷静に考えてみると、血中の酸素飽和度が元気な人の8割しかなくて正常な肺が一つしかない長女が二泊三日分の一泊二日もみんなと一緒にチャレンジできたことはスゴイことだったかもしれません。

これからも夢を見たって良いじゃない!やってみようと思うことはどんどんチャンレンジしていって欲しいと思います。そのためにフォロー出来ることは私も頑張ります。主人もきっとそれに付き合ってくれると思います。

今日も読んだいただきありがとうございました。

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