このブログへご訪問くださり、ありがとうございます。手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。先日、夏休みの小学校では私の苦手な個人面談がありました。次女と長女がそれぞれ日程表を持ち帰ってきた時から、長女(小6)の担任の先生との面談で何を言われるのかそればっかりが気になりました。。。
なぜならば、過去のブログにも書いたことがありますが、長女の担任の先生は2~3年時でも担任だった時、「Tちゃんは〇〇が出来ません。△△も出来ません。□□も出来ません。」と出来ない出来ないのオンパードだけでチーンとタイマーが鳴って面談終了・・・ということがあったほど、とにかく長女のダメな所をこれでもかと指摘してくださる先生でした。新学期早々の面談でも2年ぶりに嫌な気持ちになりました。
自分のダメな所ならば自分なりに何とか頑張りようがあるかもしれませんが、我が子のダメな所は我が子の代わりになって頑張ることは出来ません。手助けになるような何かを働きかけることは出来るかもしれませんが、その方法がわからず、また指摘されてもアドバイスをいただけるわけではなく、いつも面談が憂鬱でした。
今シーズンは先生から見ればきっと何も評価できることがありません。運動会はドクターストップだったし、2回も入院して学校へ行けなかったですし、勉強なんてますますわからなくなり、テストは受けてもいません。修学旅行も行かなかったし、酸素ボンベもついて、私の付き添いもついて、面談でどんだけ自分が落ち込むことになるのか、何だか憂鬱でしたが、仕方なく行ってきました。
面談は最初に長女の体調のことだとか、付き添いをありがとうございますというような言葉をかけてもらってスタートしました。最初に区で行っている学習習得調査(4教科のテスト)の結果をもらいました。先生の言葉はなくとも、それを見るだけでうちの長女が6年生の学習を習得できていないことがはっきりとわかります。先生も特にノーコメントでした(笑)
次にQUアンケートと言って、学校生活に対する個人の意欲や満足度を調査するアンケートの結果を見せてもらいました。本人が回答したものが分析されて星の数で示されます。学校生活やお友達との関係には満足しているようです。
そして今シーズンのご指摘は?お手柔らかにお願いします・・・と願っていましたら、「自分で考えて行動することが出来ません。」の一つだけで今回は終わりました。「黒板の板書を写すのはとても上手で、お友達にも綺麗に書いていると褒めてもらっていますが、ただ写すだけです。補足で言ったことや自分の言葉を書き足すことはできていません。」「算数の問題を解くのも考えずにただ数字を書いて式を適当に作っているだけのことが多いです。」「クラスのお友達に何か返す言葉があるだろうという時でも、たぶん何も考えていないから言葉が出なくて、いつも「あっ」と言うばかりです。私が何か質問しても「あっ」と答えるばかりです。」というようなことでした。
ノートのことは本当に私もビックリするほど綺麗にとれています。板書を写すのに苦労していた低学年の頃を思い出すと、書き写せるだけでかなりの頑張り評価をしてあげたいところです。しかし、林先生もテレビ番組で「勉強が出来る人のノートは汚い。勉強が出来ない人のノートは綺麗。」と言っていた通り、何も考えないで写すだけなので、勉強は出来ないのです。。。先生のおっしゃる通りでございます。
算数の問題も考えない…というのも、長女によくあるあるな話です。何で考えないんでしょうね~?と私もよく考えます。私が横で問題を解かせながら「考えてごらん。」と一言かければ考えて解ける問題を、一人ではささーっと適当に感覚で解いて不正解になることがよくあるのです。算数補習教室では一人でなかなか頭が働かないのか、いちいち横にいる私に「これで合ってる?」と聞きながら自分の頭にも確認しながら解いているように見えました。
過保護と言われるかもしれませんが、長女は血中の酸素飽和度が酸素をつけても健康な人の7~8割しかないので、きっといつも頭がボーっとしてるのだと私は思っています。私自身も体調が優れない時や、妊娠中など頭が働かなかったり、集中力が続かないなんてことがよくありました。
余談ですが悩み事や考え事がある時も頭が働きませんね。先日なんて長女の体調不良や入院が続いていた頃、ちょうど自分の運転免許証の更新手続きの時期でしたが、そんなことすっかり忘れてしまって大騒ぎしました。無事に免許を再取得できましたが、人間、心も体も健康でないと頭だって働かないです。長女の場合は悩み事はなさそうなので、やっぱり体がしんどいから興味のないものは考えるのも面倒臭いのかなと思います。
先生には軽くそのような言い訳をさせてもらいましたが、日常生活で自分で考えて行動することはもちろん必要なので、促していけるように何か工夫を考えたいと思います。家でもいちいち声をかけないと動き出せないという状態は私も大変で、ぜひとも卒業させたいです。
それから最近のお友達とのやりとりは私も気になっていました。付き添いで教室の後ろから眺めていると、長女がお友達を前にしてなかなか声が出ていないのが気になりました。昔は何かしてもらったらすぐに「ありがとう」が言えていて、先生やお友達にそれを褒めてもらっていたのに、どうしたことか?今は声を出す前にペコッと頭を下げて声を出そうとした時にはもう目の前のお友達は次のことをしていて、言葉を出すのにちょっと時間がかかっているような気がしました。
先生のおっしゃるように考えていないわけではないと思います。緊張するとか、自分の言葉に自信がないとか、何と言えばいいのか頭に思い浮かべるのに時間がかかるとか、そういうことで声が咄嗟に出ないのかもしれません。先生方への挨拶も声に出さずペコっペコっとするので、それはちょっとアカンなと私も思っています。
先日、夏休みの学校であった茶道教室でも講師の先生が子ども達に言っていました。「お先にどうぞ。」とか「ありがとうございます。」というのは「お辞儀するだけでは伝わりません。声に出さないと伝わらないですからね。親しき仲にも礼儀ありですよ。恥ずかしがらずに声を出しましょう~。」と。その通りですね。家では家族と挨拶も会話も普通に出来ているので、気持ちの面で「あっ」「あっ」となるのかもしれません。遠慮せずに声を出しましょう♪
課題がはっきりしたところで面談が終了しました。酸素のことや、長女の体のことについて先生方がもっと知りたいと思ってくださっているそうで、夏休み中に主治医に診断書を書いてもらって学校へ提出したら、その後に一度面談をしてくださるそうです。んん~、また面談かぁ。。。苦手だなぁ。私もしゃきっと頭を働かせて頑張ろう。今日も読んでいただきありがとうございました。
“苦手な個人面談、今シーズンはお手柔らかに。” への1件の返信