いつも応援をありがとうございます!手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。夏から酸素つき付き添い待機つき短時間登校を続けている長女(小6)が先週から急にクラスの教室へ行けなくなりました。その後の一週間を何回かに渡って振り返っていきます。
前のブログの通り、長女は音楽発表会の二日前から急に小学校のクラスの教室へ行けなくなりました。すぐに心理カウンセラーの先生方や校長先生、副校長先生に相談し、理解してもらい、励まされ、少しずつ気持ちを軽くして本番当日を迎えました。
それでも当日は校門まで行って「帰ろうかな。休んだら楽なのにって思う。。。」と涙を目に浮かべました。
しかし自宅で何度も練習したし、前日のリハーサルにもしっかり参加して、応援してくれる先生方がいるのもよ~くわかったし、もし行かないで家で過ごしたらきっと後悔します。「観客はみんな自分の子供を見に来てるから、あなたをよ~く見てるのはうちの家族だけだよ。気楽に行ってらっしゃいな。」と背中を押しました。
担任の先生には前日に教室へ行けない場合は直接体育館へ行かせて欲しいと伝えていたので、そうさせてもらいました。
長女の気が進まないのは身体にもよく表れていて、足取りが物凄く重たかったです。元々サチュレーション(血中の酸素飽和度)が酸素をつけていても労作時は70%前後ととても下がるのでゆっくりしか進めませんが、それにしても時間がかかりました。
体育館へ上がる階段まで辿り着いたところで、管楽器クラブの先生に会えました。一年生の時からずっと応援してくださっている図工の先生です。
「Tちゃん、よく来たね~!来てくれて良かった!」と言ってくださり、管楽器クラブの演目で被るサンタ帽子のことや、本番は学校包括支援員の先生に娘の酸素を持ってもらったり、雛壇の上の座わる位置に案内してもらったりをお願いしているから、何も心配いらないと安心させてくださいました。クラブになかなか出席できていなかったので、ずっと気がかりでした。本当にありがたいです。娘の担当楽器は鈴です。簡単だけどクリスマスソングには欠かせない音をもらえて満足です。
ホッとしたところで体育館への階段をゆっくりゆっくり昇り、会場へ入りました。音楽の先生や校長先生に挨拶をして、自分の座席に座ってみんなが教室から移動してくるのを待ちました。
待っている間、私がそばにいるのと離れるのとどちらが良いか本人に確認すると、いて欲しいと言いました。観客の保護者はまだ体育館の外に並んで開場を待っていましたが、先生方も許してくださっているし、皆さんが入ってくるまでの間だけ娘のそばにいることにしました。
間もなく保護者の皆さんがわぁーっとやって来て、我が家のパパと三女も急いでやってきました。小柄な長女の楽器を演奏する時の立ち位置はちょうど前列の鉄琴の男の子に隠れてしまい、限られた席からしかよく見えません。狙っていた通りの舞台に向かって右側前列をパパと三女が確保してくれて一安心です。
児童も低学年から順に入ってきて、通路にいては邪魔なので、私は娘から離れ、保護者席へ移り、6年生もやって来て座席が埋まりました。
いよいよ本番が始まり、1番目が次女(小2)が参加する合唱団でした。本当は長女も団員ですが今は朝練に行けずお休みしています。そして2番目が管楽器クラブのクリスマスソングでした。顧問の先生が言ってくださった通り、支援員の先生にフォローしてもらいながら無事に演奏に参加できました♪
低学年から順番に発表が進み、いよいよトリの6年生です。今度は支援員の先生は入らず、娘は自分で酸素を転がしながら列の皆さんを追いかけて舞台へ上がりました。心配そうに見てくれていた何人かの女の子達が酸素ボンベを雛壇へ持ち上げるのを手伝ってくれていました。みんな優しいお子さん達です。歌も演奏もみんなとっても素晴らしかったです‼アンコールがあり、二回も同じ曲を演奏しました。娘もよく頑張っていました~!!
終了後は保護者と高学年で楽器やパイプ椅子の片付けをしました。長女はみんなの邪魔にならない隅っこに行かせてもらいましたが、後ろから「Tちゃん!?今日はとってもよく頑張りましたね~‼すごく良かったです!!」と声をかけてくださる方がいらっしゃいました。見たことのないお顔だけどどなたのお母さんかなぁ?と思いながらお礼を言うと、「Mの妻です!」と、なんと図工のM先生の奥様でした。ご家庭でも娘のことを話題にしてくださってるんだなぁと嬉しく思いました。
余談ですが、M先生は娘が一年生の時は隣のクラスの担任の先生で、夏の個人面談に学年で知っておいた方が良いからと同席してくださったり、三年生の時も副担任として再び個人面談に同席してくださったことがあります。
「Tちゃんがいることで周りの子供達の考えを深めることにも繋がっているから、何が出来ないとか、周りに追い付かせようも頑張ってやらせなきゃとか全く思う必要はないです。TちゃんにはTちゃんの良いところがありますから。」と、ちょうど今と同じ先生が担任だった時で、その時も悩んでいたのですが、味方になってくれる先生がいてくださることに救われたのでした。
さて、片付けも終わり、クラス毎に整列して教室へと移動になりました。娘も列に入れてもらうというか、列の端に立って先生の話を聞きましたが、あとはスタスタゾロゾローっと集団が消えていき、取り残された長女はまた教室へ行こうか行くまいか悩みながら、ゆっくりゆっくり体育館を後にしました。
私がいつも居心地が悪いと思うのは担任の先生が娘にも私にもノーコメントであることです。「教室で待ってるね。」の一言でもあれば教室へ入りやすいと思うのですが、何というか向こうにその気はなくてもこちらは無視されているように感じます。だから教室へ行きたくないという娘の気持ちが痛いほどわかります。
それでも勝手に帰るわけにもいかず、行くだけ行ってみようと教室へ進ませますが、本当に気が進まないのでしょうね、お腹が痛いと言って途中でトイレに寄りました。だから教室へ着いた頃にはほぼ終わりの会が終わっていて、もうあとはみんなでサヨナラの挨拶をするのみでした。
それでも二日ぶりに教室へ行きました。エイヤーッと行かせました。そしたらさすがの先生も娘に何か優しく話しかけてくれていました。私にも予定時刻を過ぎていたから待てなくてすみませんでしたと珍しく言葉をかけてくださり、娘の不安も少しは和らいだでしょうか。翌週からはまた今まで通りに教室へ行けるんじゃないのかなぁ?
勝手に期待しましたが、娘の意志は固かった。。。そう簡単には教室へ行けない気持ちは変わりませんでした。長くなりますので続きはまた次のブログで書くとします。今日も読んでいただきありがとうございました。