娘から『疲れた』のSOS

いつも応援をありがとうございます。手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。今週は月曜日から雨が降ったり暖かくなったり寒くなったり、気候が不安定です。そんな時は大抵体調が不安定になるのがうちの長女(小6)です。

月曜日から水曜まで頭が痛いと言って学校を休みました。熱はなく、咳もなく、鼻水もなく、痰が絡まっている感じもなく、肩で息をする感じもありません。頭痛外来のお医者さんによると気圧の変化による偏頭痛でしょうということでした。いつもの鎮痛消炎剤カロナールを飲み、横になるしかありません。

学校をお休みして三日目の午後くらいからようやく少し頭痛が治まってきたようでした。そこで、そろそろ「明日は学校へ行けるかな?」と本人に尋ねると、急に顔が暗い表情になりました。「行きたくない?」と聞くと、「行きたくないわけじゃないけど・・・、教室に行くのが辛すぎる。入院した方がマシ。」とポロポロ涙をこぼし始めました。

何が辛いのか聞くと、「もう階段が辛すぎる。昇りたくない。」と言いました。「酸素が重たい。この前Iちゃん先生(隣りのクラスの担任の先生で、去年は娘の担任の先生でした。)に持ってもらったらすごく楽だった。去年は良かったのになぁ。今年もIちゃん先生が担任の先生だったらたぶん私は酸素ついてなかったと思う。もう疲れた。」と打明けられました。先週、前のブログで私も娘と同じようなことを綴っていました。その気持ち、とてもわかるよ。

「じゃぁ明日はママが必ず酸素を持ってあげるよ。」と話すと、今度は「酸素を持ってもらってもしんどいんだよ。学校の階段は家の階段と違ってしんどいんだよ。もう学校の階段は昇りたくない。教室にも行きたくない。みんな私が教室に入ると何かシーンって感じ。挨拶もしてくれなくなったし。みんな私のことが嫌いになってきたのかも。去年はNちゃんとかKちゃんとかMちゃんとかYちゃんとか優しくしてくれて楽しかったのにな。でもみんな2組。私は1組。去年のほうが楽しかったなぁ。もう気力が出ない。」目からは涙がポロポロ。「今までよく頑張ってたんだね。」とギューッとすると、「そう。もう頑張れない。」と宣言されました。

ずっと応援してきましたが、それがかえって娘を頑張らせ、疲れさせていたんだと気づきました。

こんな時、誰に相談するのが一番でしょうか。担任?副校長先生?校長先生?区の教育相談室?色々考えましたが、学校にカウンセラーの先生がいらっしゃることを思い出しました。毎日いるわけではなく、週に二日、臨床心理の先生がお二人交代で来ていらっしゃいます。配布されていたお便りを見返すと、ちょうど次の日とその次の日にいらっしゃるようだということがわかりました。

善は急げで早速学校へ電話してみました。夕方だったので担任の先生は帰宅されていて、副校長先生が応対してくださいました。私の隣りで電話の様子を伺っていた長女は、出てくださったのが副校長先生だったことに安堵し、また教室ではなく相談室へ行けることになったと知って表情を明るくしました。

翌日、校長室の隣りの心理相談室では、娘が話してくれると良かったのですが、今年から来られていて初めてお話する先生を前にちょっと緊張しているようだったので、娘は相談室にあるおもちゃで好きに遊ばせてもらい、先生は私から話を聞いてくださいました。娘から打明けられたことを代弁しました。

間もなく副校長先生が顔を出してくださり、長女に色々とご自身の体験談を話してくださいました。「先生も理由は違うかもしれないけど、こんなことがあったよ。。。あんなことがあったよ。。。だからその気持ちがすごくわかるよ。」と言って共感してくださったり、「酸素がついてそれは障害かもしれないけれど、酸素がついてから先生達が見てもわかるくらい体も成長してきたし、一学期よりもずっと元気になってきた。勉強も辛かったかもしれないけど、君は今やっとスタート地点に立ったんだから、これから伸びていくと先生は思っているんだよ。今出来ることを頑張ったら良いんだよ。」と励ましてもくれました。

途中でカウンセラーの先生が校長先生にもお話をしに行ってくださり、相談室で給食を食べさせてもらっていると、校長先生が顔を出してくださいました。校長先生は酸素ボンベをいつも私が持って移動しているのを気にしてくださっていたようで、しばらく複雑骨折をしていた男の子についていた支援員の先生を、男の子の怪我が治ってきたので、次はうちの娘の酸素ボンベの持ち運びなどの支援についてもらえることになりました。思いがけず、ありがたい話です。

そして更に2日後にある音楽発表会の練習についても娘があまり参加できていなかったことから不安であることを確認してくださり、お昼休みから5時間目にかけて校長先生が校長室で個別指導をしてくださいました。校長先生の専門は音楽なのです。

お昼休みの間は音楽の先生も加わり楽譜やCDを用意してくださいました。合奏での担当は鍵盤ハーモニカだったので、どのくらい出来ているかまず吹いてみました。すると校長先生が「今のTちゃんには吹くの大変だわよねぇ?持つのも大変。」ということに気がついてくださいました!昨年、鍵盤が持てない生徒さんのために相談室でミニキーボードを購入していたんだそうで、それを使わせてもらえることになりました。

こういった対応は本当にありがたいです。私達家族も鍵盤ハーモニカを吹くと聞いて大変じゃないかと思っていたのですが、出来ないわけではなく、頑張ってやっているので先生に何も言えずにいました。でも電気で音が出るキーボードにしてもらえたら、それは楽になり、ありがたいです。

ドレミのシールも貼ったり、指の動きが難しい部分は省いたり、今の娘が短い時間でもマスターできるように校長先生が工夫してくださいました。合唱で歌う歌は、歌ってみるとちゃんと音もとれていて大丈夫そうでした。

そして最後に「あとはお家で練習すると良いけど、本番に間違っても良いの。ただせっかく最後の音楽発表会だし、あなた音楽が好きでしょう?悔いが残ったら残念だからね。悔いのないように。」と笑顔で励ましてくださいました。

どうも見ていると、娘はカウンセラーの先生や副校長先生の質問にはなかなかすぐに言葉が出てこないのに、校長先生からの質問にはすぐに返事をしていました。いつも笑顔で話してくださる校長先生には話しやすいんだと気がつきました。思えば運動会の直前でドクターストップになってしまった時も対応してくれたのは担任の先生ではなくて校長先生でした。児童の気持ちを大事にしてくださる良い先生なんだなぁと改めて感謝です。私は少し誤解をしていたかもしれません。

このように学校の中で娘のことを応援してくださる先生がいてくださることにとても感謝しています。しかも学校の中で一番偉い先生が味方だなんて最強に心強いではありませんか。

帰宅後は何度も合奏の曲をYouTubeで流しながら練習をして、翌日は音楽発表会のリハーサルの時間から参加してみました。校長先生からは楽譜を見て良いと言ってもらっていましたが、みんなと同じように楽譜なしで演奏できるようになっていました。本番じゃないのに、前の日、そのまた前の日のことを考えると、よく頑張ったと娘を抱きしめてあげたくなりました。

練習後は給食でしたが、本人の希望でまた相談室で食べさせてもらいました。この日は去年からいらっしゃっていて娘も時々お昼休みなどにお話をした機会のあった先生でした。娘が「お母さんはPTAの部屋に行って良いよ。」と言うので、私は喜んで相談室を離れました。給食が終わった頃に様子を伺いに行くと、娘がもっと相談室にいたいと言い、先生も良いと言ってくださり、結局5時間目の途中まで、簡単な工作のようなことをしながら先生と色々なお話をさせてもらったようです。

そしてその後は、この日もう一つ楽しい時間がありました。娘の好きな国語教室の日でした。学校で作った小箱を国語教室の先生にプレゼントしていました。そして作文を書いて持ち帰ってきましたが、タイトルは『夢』。中身を読むと娘の大好きなだいすけお兄さんのことが書かれていました。きっと楽しい時間だったに違いありません。

体調が悪いと心もマイナス思考になります。でもそんな時にハッピーな気持ちになるには、やっぱり夢中になれる人やモノのことを考えるのが一番ですね!!私も最近”ボヘミアン・ラプソディー”という映画を観て、クイーンのフレディー・マーキュリーを演じた俳優ラミ・マレックさんの大ファンになり、ラミ・マレックさんの出演している映画やドラマを観ると嫌なことも忘れられます。

体調も気持ちも落ち着いてきたら、きっとまた教室に行けるようになると思います。大人だって休みたい時がありますもん。副校長先生がおっしゃってくださったように、出来ることを頑張れば良い。音楽発表会の本番が楽しみです。今日も読んでいただきありがとうございました。

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