酸素をつけて夏の旅行

このブログをご訪問くださりありがとうございます。手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。夕べ、夏の旅行、沖縄から帰ってきました。

初めて酸素ボンベを持ち込んで飛行機に乗りました。

長女(小6)が5月に気管支喘息で、7月に肺炎で入院をしてしまい、痰が絡んだような咳がずっと続いていました。時々喘息の発作のような症状もあり、夏の旅行は諦めないといけないかも・・・と心配をしていましたが、ホテルも飛行機も半年も前からキャンセル不可の割安価格で予約をしていました。しかも長女を含め家族全員が旅行を楽しみにしていたので、早目に心臓の主治医の先生に相談して酸素ボンベ持参で旅行へ行けるよう準備を進めました。

長女は先天性の心臓病(両大血管右室起始症 DORV)と肺疾患(先天性嚢胞状腺腫様肺奇形 CCAM)を併せ持って生まれ、血中の酸素飽和度は酸素をつけて安静時で健康な人の7~8割程度しかありません。〇〇をしてはいけないというような運動制限はありませんが、筋力が弱く疲れやすいという特徴があるので、軽い運動しかできません。酸素は今まで就寝時のみ自宅でつけていましたが、今シーズンは体が脱水気味で低酸素血症が進行しているため7月から外出時もつけるようになりました。

そもそも病児を連れて旅行をすることについて、「無理をさせて大丈夫?」と心配をされる方は多いかもしれません。私の実家の母も心配していましたが、うちの主人の母は「病気の子を旅行に連れて行くなんて可哀想だ。ひどい親だ。」と私達のことを批難しました。

しかし義母自身は旅行が好きで、長女の入院中も親戚と旅行に行っていました。誰だって旅行は好きなものです。病気がある子供だって家族と出掛けて楽しい思い出を作ったって良いでしょう?旅の間、日常を離れてリフレッシュするって目的だってあるのです。修学旅行にも行けなかった長女に、せめて家族旅行くらいは連れて行ってあげたい。もちろん本当に体調が悪ければ無理は禁物ですが、どうせキャンセル料が100%かかるのだから、ギリギリまで諦めませんでした。

旅行中の酸素は、事前に酸素の会社へ相談し、酸素濃縮器と酸素ボンベを何本か宿泊先のホテルの部屋へ用意してもらいました。手続きには一週間から10日ほどかかるようですから、旅行が決まったら早めの手続きをお薦めします。

書類には主治医に記入してもらう項目もあります。また酸素ボンベを携帯して飛行機へ乗るために、航空会社へも事前に書類を提出して申し込みます。主治医による診断書と、酸素の会社の方が作成してくれた酸素ボンベの詳細情報です。そのための診断書に費用はかかりませんでした。

準備を進めているうちに、長女の長く続いていた咳も治まり、本人の体調も旅行に向けて整いました。

飛行機の出発当日はお手伝いが必要な人が利用できるカウンターで、事前に酸素の会社の方から申請してもらった酸素ボンベの種類や番号を確認してもらい家族全員の搭乗手続きもしてもらいました。また車椅子を事前に申し込みをして貸していただきました。長女は歩けますが、急いで歩くことができません。広い空港で飛行機の出発時刻に間に合わせるのに車椅子はとても助かります。次女(小2)と三女(年中)も荷物を持ってくれたり、酸素ボンベを転がしてくれたり、助けてくれました。

飛行機の中では酸素ボンベを足元へ横に寝かせて使用しました。乗っている間は普段と変わりません。到着して降りた先でもまた車椅子の用意をしてもらいました。一番最後にゆっくり降りました。客室乗務員の皆さんには親切に色々と声をかけてもらい感謝しています。

旅行中に酸素を常につけておくとなると、今の長女のスタイルではボンベが1本3時間しかもたいないので、2kgあるボンベを何本も携帯しないといけなくなり、それはちょっとわが家にとって現実的ではありません。(本人の呼吸に合わせて酸素が出る同調機を使用すると長持ちするそうですが、まだ対応されていません。)

主治医の話では就寝時に1日8時間以上たっぷり酸素吸入をしていれば昼間は酸素を外してもある程度元気なんだそうなので、旅行中あまり神経質に考えないで、長女が活動する時に少し楽になる補助具として利用しました。家にいる時と同様にホテルの部屋にいる間はいつも酸素チューブをつけさせましたが、外出時は酸素ボンベ一本を携帯し、車移動でただ座っている時間は使用せず、外に出て観光する時には酸素ボンベを転がして使いました。

酸素をつけていても、階段しかない場所ではパパが抱っこをしたり、疲労が激しそうな時は途中で断念して引き返したりしました。

プールにも入りました。

長女は水着を着て浮輪でプカプカ水の中に浮かぶだけですが、学校で水泳の授業を受けない長女にとっては年に一度の家族旅行だけの楽しみです。プールサイドに酸素ボンベを置いておいて、顔色を見ながらこまめに休憩をさせて、プールサイドではバスタオルでくるんで体を温めながら酸素吸入と水分補給をしました。

美味しいものも沢山食べて、あっという間の5泊6日でした。もしもの時のために喘息や咳、鼻水、発熱の時の薬や吸入機も持参していましたが、使うことなく無事に旅行から帰ってきました。

調子が良さそうなので、夏休み後半は私の愛媛の実家へまた酸素を持って帰省予定です。それまでに夏休みの宿題を終わらせないと~‼どうか皆さまも楽しい夏をお過ごしくださいませ。今日も読んでいただきありがとうございました!

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