酸素つき、付き添いあり、短時間登校をしてみたら

いつも応援をありがとうございます!手芸が趣味の三姉妹の母Imoanです。今日は三女(年長)が幼稚園の一泊保育へ出かけました☀長女(小6)に「Tちゃ~ん!今日は一緒にリカちゃんで遊べなくて、ごめんね~‼行ってくるね~‼」と大声をかけて行きました。あまりの張り切りように長女は爆笑しながら「はいはい、いってらっさーい。」とリビングから見送っていました。

その後、長女はまた病院でした。もうずーっと痰が絡んだような咳が続いていて、痰をきる薬が底をついてきたのと、今朝は微熱もあったので学校を欠席しました。喘息ではなく、ただの風邪のようですが、呼吸数も早くて努力呼吸も見られます。しかしレントゲンや血液検査は時間がかかるだけなので、今日は検査をせず自宅で様子を見ながら今までの薬を継続することになりました。長女は明日の終業式に行くつもりでいますが、行けるかなぁ。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は前のブログで酸素をつけて登校したら校長先生ストップにあってしまった後の話です。あれから酸素をつけて、付き添いありで、ボンベ1本で足りる程度の短時間登校をしてみました。今日はトライしてみて気づいたことをまとめてみます。

まず、酸素があったってなくたって、この時期とにかく外が暑い!!学校の廊下も暑い!!教室の中もクーラーがついていても陽射しが暑い!!荷物も多くて、行き帰りだけでも一苦労です。私は自転車に乗って横着していますが、全国の小学生の皆さん、よく頑張ってますよ~‼小学生と同じ行動をしてみて改めて実感しました。

体調が気になる時はどんな子も無理をしないのが一番です。心配な時は親が送り迎えしたって良いと思うのですよ。過保護だとか格好悪いなんて気になる場合は、開き直ってしまえば大丈夫です!みなさん熱中症にならないように充分注意しましょう~!

次に、教室の中の話です。私は後ろのメダカの水槽の前で皆さんの邪魔にならないようにと思いながら、ひっそりいさせてもらっています。出番は特になく、ただいるだけです。内心はいなくても良いんじゃないかと思っていますが、、、まだ酸素をつけて通い始めたばかりなので、慣れるまでは仕方ないかと思っています。

酸素があることで長女が教室の中で不便になったことがあるかと言うと、クラスメイトの皆さんのお陰でそうでもなさそうです。酸素ボンベは机のすぐ横に置き、動く時は子犬を連れて歩くようにボンベを連れて歩きます。授業中に机を動かす時や、プリントを先生に提出する時、給食の配膳や片付けをする時など、誰も先生に言われることなく男女問わず代わる代わる近くにいるお子さんが長女に手を貸してくれました。

長女も出来る限り自分でしようと動くのですが、そんな時は「大丈夫?」と長女の様子を見守りながら絶妙なヘルプをしてくださるのです。皆さん妹を見るような眼差しでしょうか。これはきっと今始まったことではなくて、一年生の時から心臓病のある長女に皆さんが思いやりを持って接してくれていたからこそなせる業なのだろうと感じます。本当に本当に良いお子さん達です。心から感謝しています。

教室の外でも気付いたことがありました。長女が日々お世話になっている先生方は担任の先生以外にも沢山いて、ありがたいことにその先生方が応援してくれているということです。

家庭科の先生は数年前に個別指導をしてくれていた先生です。家庭科の授業が水泳に変更された日に、長女は先生とマンツーマンでナップサックの作り方を教えてもらいました。みんなが作ったナップサックが既に廊下に展示されていて切ない気持ちになっていたので、2時間のうちに完成してとても満足していました。私も家庭科室で見せてもらっていましたが、先生ととても良い雰囲気で楽しそうでした。

週に一度、個別指導をしてくれている先生は、お楽しみ会が2時間あった時に「良かったら勉強する?」と誘ってくださり、長女は1時間クラスを離れて先生と勉強しました。その先生も30代から喘息を患い長年風邪をひく度に咳に苦しみ辛かった時期があったそうです。「だからTちゃんの気持ちがすごくわかるわ。」と言って励ましてくれました。とても良い雰囲気で、休んでいる間に進んだ漢字の学習に取り組めました。

廊下では、隣りのクラスの担任の先生(5年時の担任)が長女を見つけるなり物凄い笑顔で「Tちゃん、こんにちはー!!」とハイタッチしてくれました。図工の先生も笑顔で「Tちゃん、元気ですかー!頑張ってるねー!」と頭をなでてくれました。音楽の先生は「頑張っているのは充分わかっていますからね。練習に参加するだけが音楽活動じゃないの。聴くのも音楽だからね。無理をしないで、今は体を元気にすることに専念しましょう。それからまたみんなで歌いましょう。」と励ましてくれました。他の学年の先生も会う度に長女に声をかけてくださり、ありがたく思います。

他にお手紙をくれたお友達がいたり、クラスの皆さんからも入院中に書いた手紙のお返事ということで一人一人が書いたメッセージカードを綴じたものをプレゼントしてもらいました。皆さんの優しさが詰まっていて、それを読んだら家でも長女の顔がにんまり笑顔になり、それだけで免疫力がつきそうです。

酸素が必要になって、付き添いも必要になって、短時間しか行けなくなって、特別支援級(肢体不自由)を考えても良いのかな?と実は短時間登校の合間に特別支援級の見学に親子で行ってきました。「そこも楽しそう!」と言っていましたが、「やっぱり転校はしない方が良い。今の学校が良い。」と本人の気持ちは固まりました。

まだ体調も良くならないと決まったわけではありませんし、ボチボチ焦らず体調を整えていくしかないですね。付き添いをしてみて、長女が入院や自宅安静にしている時に学校へ行きたがっていた理由もわかったような気がします。長女は人に恵まれていて幸せだなぁと思いました。周りの皆さんに感謝しながら元気になろう!今日も読んでいただきありがとうございました。

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